校長挨拶 Copy of 豊田高等特別支援学校

8.20 校長のお話

放送による全校朝会(2020.8.20)・校長先生の話

おはようございます。今日から12月25日まで長い学校生活がはじまります。行事を始めとして学習活動に短縮や縮小あるいは中止があり、昨年度同様にはできませんが、みなさんのパワーと励まし合いで乗り越えていきましょう。

戦後75年 私たちができること

5日前の8月15日は終戦記念日でした。戦後75年が経ち戦争を知らない戦後生まれが人口の8割を超えました。しかし、戦争体験者の体験や記憶など証言を集めている人達のおかげで、新聞やニュースはもちろんYouTubeでも戦争の爪痕を知ることができます。みなさんの終戦記念日はどんな一日だったでしょうか。少しでもそういうものに触れたでしょうか。
日本人には決して忘れてはいけない日が4つある。それは8月6日 広島原爆の日、8月9日長崎原爆の日、6月23日沖縄慰霊の日、そして8月15日です。私は、「綾瀬はるか、戦争を聞く」という番組を見ました。綾瀬さんは広島県出身です。被爆を経験し、つらい過去をもつおばあちゃんがいます。8年前にそのおばあちゃんから話を聞いたことをきっかけに、戦争での悲惨な体験者に話を聞く活動を始めたそうです。
被爆したけれど奇跡的に生き残った人は、何度もこんなことなら死んだ方がよかったと思ったことを語り、激しい差別を受けてきたと泣く人もいました。こういった番組をみることは本当につらいし悲しくなってしまうので覚悟をもって見なければなりません。番組をみて私が思ったことは毎年繰り返し思うことです。「そうだったんだ、こんなことがあったなんてまったく知らなかった」。毎年新たに知っても余りあるほど戦争では多くの悲しみが生まれたということです。みなさんも戦争や原爆について一年に一度くらいは考えてほしいと思います。未来をよりよく生きるためには必要なことだと考えます。


コロナ感染拡大を防ぐ

さて、話を現在に戻します。コロナウィルス感染は広がり続けています。戦争ほどではないけれど私たちに襲いかかった災いです。コロナウィルスは日常を壊し、築き上げた伝統や目指していた夢を奪おうとしているように感じます。しかし、こんなときこそ基礎的な力をつけていつかまた自粛がなくなる、あるいは活動制限が小さくなったときに培った力を発揮できるようにしましょう。今やだれが感染しても不思議ではない状況です。かからないように注意してほしいですが、もし、陽性となったとしても互いに責めることは絶対しません。すぐに学校に連絡をして、一日も早く治すことに心がけましょう。願わくば学校内で感染を広げないことに心がけてほしいです。体調が悪い時は登校をしない。そうすれば濃厚接触者をなくすことができます。これがこれからの目標です。

しばらく暑い日が続きます。今日から給食も復活です。みんなでがんばっていきましょう。

7.21 校長のお話

放送による全校集会(2020.7.21)・校長先生の話


明日から夏休み

 令和2年度は2か月の長い休みから始まりました。6月1日から通常授業になって、今日まで約50日の学校生活を送ったことになります。6月からの学校生活では、マスクをつける、手洗いをしっかりする、友達との距離をとって生活することになりました。しかし、みなさんはその指示に従ってコロナ感染防止対策をやってこられたと思います。駅や電車の中で会う高校生の中にはマスクをしないで2~3人で大きな声で話している人がいます。自分や家族、周りの人を守るために絶対まねをしないでください。

学校での新しい生活様式

 これまで 嬉しい時には友達とハイタッチをしたり、励ますときには肩や背中に手をおいて言葉をかけたり、円陣を組んで集中力を高めたり、大きな声援を送ったりしてきました。それが当たり前でした。昔からずっとそうやってきました。ところが、今それができなくなりました。してはいけないとされたことでかえってハイタッチや円陣の良さを感じます。不安もあると思いますが、できることを探してみましょう。どうしたらこれまでと同じように友達と喜び合ったり励まし合ったり、応援できるか、そして生活を楽しめるか。できることは必ずあります。手始めにこれまで以上に話をする時は相手と視線を合わせる、うなずくなどをすることから始めてみましょう。

世界は変わる

 コロナ感染拡大で人の移動が減り、自動車の走行が減り、交通事故が減りました。石炭火力発電を減らしたことで温室効果ガスが減りました。つまり、空気がきれいになったともいえます。人間にとっても動物にとっても良い効果もありました。地球温暖化防止も世界が一つになって取り組めば不可能ではないということを感じました。これからの私たちの気持ちや行動が大切になります。みなさんも希望をもって自分にできることを少しでもやっていきましょう。

タブレット端末が配備される

 もう一つ、良いことがあります。学校の生徒一人一人が一台のタブレット端末を使えるようになります。授業で活用していく予定です。これまでなかなか進まなかった情報通信技術を使った学習を一気に進める準備が進んでいます。ルールを守りながら学習していきましょう。 もう一つ、コロナとは関係ありませんが、9 月から職業教室・特別教室にクーラーが使えるようになります。あと少し、がんばってほしいです。 今年は夏休みが短く、8月20日から授業開始です。短いですが有意義に過ごしてほしいと思います。






校長挨拶 令和2年度

校長挨拶 令和2年度

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令和2年度

 愛知県立豊田高等特別支援学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は平成4年に開校した愛知県で初の産業科の高等特別支援学校です。1300人を超えた卒業生のほとんどは愛知県の産業に貢献しており、企業から高い信頼を受けています。
 名鉄三河線竹村駅に近い自然豊かな環境に恵まれ、校地面積も比較的広い学校です。生徒らは「勤勉、感謝、自立」の校訓の下で、勉学に行事に部活動に一所懸命に取り組んでいます。
 変化する社会の中で将来に渡って心豊かにたくましく社会生活を送ることができるように、一人一人の状態に合わせたきめ細かな指導に心がけてまいります。
 保護者・地域のみなさまには引き続きご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

校長挨拶 平成31年度

校長挨拶 平成31年度

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平成31年度

 平成31年4月に校長に着任いたしました内田令子です。
 4月8日に入学式を行いました。体育館北側の窓から見える桜は満開でした。
54名の1年生を迎え、新入生誓いの言葉では、入学生を代表して伊東拓海さんが「切磋琢磨して自立をめざす」と力強く述べてくれました。
校長式辞のなかで、本校の校訓「勤勉・感謝・自立」を、以下のように伝えました。
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来賓の竹上自治区長 鈴村光政様とPTA会長 山本由海様からは、本校教育に対する期待と感謝、御支援が感じられるご祝辞をいただきました。
2・3年生と職員による元気な校歌が流れ、無事入学式を閉じました。

平成31年度は生徒160名、教職員82名でスタートです。良き伝統を守りながらもチャレンジを忘れずに教育活動を進めます。
保護者、関係各位におかれましてはこれまで同様のご支援ご協力をいただきますよう御願い致します。




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